自転車通勤をはじめてしばらく経ちますが、あえてクロモリのロードバイクを整備し
付き合っています。
20代はじめに初めて購入したロードバイクで、
既製品ではなくオーダーメイド品です。
当時はロードバイクなんて情報が少なく、周りに乗っている人もいなくて、
試行錯誤し格闘した思い出があります。
なので、手放すことができなくて今も大切に保管しつつ、たまに付き合っている次第です。
今日は、ざっと60kmくらい乗りましたが、あらためてクロモリの良さとバイクとの一体感に浸ったわけです。
何がいいのか、、、
単に思い入れが強いといった点もあるかもしれませんが、
とにかくバイクと一体になって走っている感じが心地よいです。
確かにカーボンと比べると、重い、スピードも出ない、上りもしんどいとか
多々ありますが、ちょうどよいしなやかさが路面の細々したギャップを吸収するし
スピードも出だしは緩やかですが、意外と巡航を維持しやすいとか、、
長い時間乗っていても意外と疲れないとか、、
それと、コンポーネントも105シリーズ(1055)ですが、シフトチェンジがなんとも心地よい。
カチッと瞬時に決まる。ガチャガチャした感じがなく静粛に淡々と仕事をこなしてくれる感じ。
これがたまんないですね。
ダブルレバーなんて、シフトのたびに片手運転ですからね。
考えてみるとあぶない!といえばそうかも知れませんね。
それと、リアは 7速しかありませんが、
そんなに頻繁に変速しませんね。
このあたりはクランク長と関連があるのかなと思っています。
標準的には、170mmでしょう、ですが167.5mmだと非常に回しやすい
つまりケイデンスも高く維持しやすいんですね。私の場合は。
このあたりの選定は、
当時のショップの店長の判断になるわけですが、なにか理屈や理論がありそうな気がしてきました。
それとペダル。
トゥークリップは外してしまいました。
よくよくみるとかなり斬新な形ですよね。
もう入手できないかもしれません。
以前に持っていたホイールはチューブラー用でした。
これは、流石に手放しクリンチャー用のホイールを使用していますが、
チューブラーは乗り心地が全く違うものですね。
カーボンやアルミとは異なる乗り心地も良いものです。
また、古いコンポーネントですが世界に認められるShimanoの技術がしっかりと当時から根付いていたんだなとも実感できます。
ゆっくりツーリングとかに出かけてみたいと考えています。