すっかりカーボンバイク(Focus Cayo)をメインで乗り回していますが
たまには昔に色々なきっかけをくれたクロモリロードバイクでじっくり100kmを
付き合ってみようかとふと思いました。
それと、カーボンバイクとの違いも体感できるのではといった点も今回の目的です。
しばしば、近場をふらっと出かけるときなんか乗ってはいたのですが、
100kmともなると予想外の事も起こり得るので
メカ系を重点的にそれとタイヤチェックを行い準備万端で出発しました。
それとペダルは交換!
通常は上記の様な、トゥークリップタイプですがSPDに変更としました。
勘弁してくれ!
コンポは昔の105シリーズ(1055 )で一時期、
Soraの7速STIに変更した時もありましたが、やはり元の仕様だったダブルレバーが美しいということであえて戻したという経緯があります。
左レバー>フロント、右レバー>リアですね。
今回はほぼ平坦基調なので気にはなりませんでしたが、
7速で構成が以下の様なギアということを考えると
上るのが厳しい峠なんかも出てくるかもしれません。
フロントは53-39
リアは13-14-15-17-19-21-23
それから、クランク長が167.5mmのせいなのかいつもより明らかに回しやすいと
感じました。
理屈から考えれば確かにそうかもしれません。
ということより自分に適しているかどうかという点で選択肢としてはありなのかとも思ってしまいました。
エンド幅は同じでも7速。ギアの間隔が明らかに広いです。
変速はカチッと1つ1つ決まるので気持ちがいいです。
変速する場合、ハンドルからレバーまでリアであれば右手を一時的に離さなければならず
道路のギャップがあったり、スピードが出ている時、
上りの前で変速したがもうちょい軽くしたい時など変速のタイミングを逃すときがあります。
ついついSTIの癖でブレーキレバーを弄ってしまいますが、
経験で感覚が戻ってはきました。
しかし、思いのほかシフトチェンジは少なかったと思います。
我慢したとか無理したという訳でもなかったです。
そうなると、今までがあまりにもこまめに変速しすぎているのかとも思います。
確かに意識しているのは、
ケイデンスを一定に保つ(86-90)がために変速している訳で、
そうなると自ずと変速の回数は増えるかなとは思われます。
今回はそこまでの意識はして走っていませんでしたが、
どちらかというと速度一定を意識して走行した区間はあります。
それから、30km/hまでの加速はカーボンと比較して大差がないように感じます。
しかしそれ以降の速度の伸びは体感的には感じられなかったというところです。
というより、速度自体もそこまで上がっていきません。
やはり踏み込んでもフレームが吸収してしまうのでしょうか?
余計な体力を使うことになりそうだったのであまりトライはしませんでしたが。
乗り心地はカーボンと比較するとかなりマイルドです。
タイヤの空気圧はいつもと同じですが腕や体に伝わる振動や衝撃は明らかに
少ない。ホーイルが違う事ももちろん関係しますが、これは一番顕著に体感できた点です。
そのため、疲れがいつもと違う様な気がします。
思い込みかな〜。
今回は以下のコースを時計回り
走行距離:101.93km
走行時間:3hr55min
平均速度:25.9km/h
平均心拍:145bpm
上昇:410m
いや〜、20年以上も前のロードバイク。美しい造形美。
ノートラブルで思いのほか安定した走りをしてくれたといった事で、
ちょっとした思いつきでしたが、改めて愛着が出ました。
これからもしっかりと整備をしながらまだまだ付き合っていきます。