コーダブルームのオリジナルサドルでも十分レベルの高い、良いサドルだとは感じていましたが、ロングライドでは厳しいとは分かっていました。
そのためすぐに次のサドルをあれこれと物色していたのです。
そういえばコーダブルームのオリジナルのサドルはvelo社なんですね。やっぱりと納得してしまいました。
結論は使ってみないとわからない。それもある程度の期間を決めて。
調べれば調べるほど、根本の考え(ロングライド向け)がぶれそうで固まりつつも
立ち止まって考え、また検討し直す。
要するにメーカーがどこかということよりも、ロングライド向けに特化すると
形状が自ずと決まるわけであとは重量(軽いほど)と金額が反比例しているわけです。
いくつかピックアップができて最終選考で決まったのは
「selle ITALIA SLR TM SUPER FLOW」です。最終的な決め手は今まで使っていたメーカーとラインナップが同じという点。
あえて冒険なしの選択としました。
サイズが2種類(S,L)あってSとしました。Sはサドル幅が135mmで長さは275mmです。
このあたりも今までと同じ。
こちらはレールがマンガン チューブ* φ7mmで、Ti316 チューブ* φ7mm
もありますが価格を抑えたモデルとなっています。なので重量も205gとなります。
マンガンチューブ* ・・クロムモリブデン鋼にマンガンを添加した中空のレール。中空なのは重量面でのメリットと柔軟性。
Ti316チューブ*・・モリブデン含有のステンレスチューブ。316合金をチタン添付で強度を増したもの。耐久性の向上と軽量化。
今までのものと同じ・・ということで選択したのですが、
厳密に言うとですね自分の体型やライドに合わせて「最適なサドル」を見つける
ID MATCHというシステムがあります。
・左右の大転子部の距離の測定・・骨盤の形状を知る
・大腿最上部の測定・・最も体重がかかる坐骨の幅を知る
・骨盤の傾きの測定・・立った状態で骨盤の最後部の傾斜角度を知る
坐骨の幅によりSとLに分類。更に坐骨の傾斜角度により3種類に別れ、計6種類のタイプにそれぞれのラインナップの商品が存在します。
このようなデーターをもとに最終的にサドルを決定するのが好ましいのです。
科学的なデータや根拠があり結論付けができることは非常に素晴らしい。
その反面自分はなんてアナログ的なんだろう!と思いました。
結局、合うかどうかは経時的に乗って自分が決めるわけですから。
美しい造形美。フラットな方がロングライドには向いています。
■ロングライドに適したサドルなら!
SELLE ITALIA(セライタリア) SLR TM Mn BLK S Super Flow サドル・重量:203g ・幅:135mm ・長さ:275mm ・レール素材:中空マンガネーゼ(7mm)
ざっとですが150km。
フラットもクライムも試しましたが、今の所好調です。
シッティングであえてクライムを試しましたが、ちょうどよい硬さなので
ペダリングもうまいこと動力に伝達できている気がします。
また、安定感も申し分ないです。
新品なので、座ったあとの微調整の融通もスッといきますね!
まだまだ調整が(前後と高さも)必要か!